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■■ 中国茶豆知識! テーマ『中国人と烏龍茶』 ■■
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日本では中国茶の代名詞といっても過言ではない烏龍茶ですが、みなさん、ほとんどの中国人は烏龍茶を飲まないって知ってましたか?
『そんなことないでしょ!?』
と思っている方多いんじゃないですか?
でも、そうなんです。事実なんです!中国人のほとんどは烏龍茶を飲みません。
烏龍茶の生産量は中国で採れるお茶の中のたった11%!!!
この数字がほとんど飲まれていないということの証明です。
■中国人は何を飲む?
では中国人は何を飲んでいるのか???実はなんと!我々日本人と同じ『緑茶』!
緑茶の生産量は中国で採れるお茶の中の75%!!!中国で著名な茶どころは殆ど緑茶の産地です。
『緑茶は日本のもの』
と思っていた方は考え直す必要ありです。
◆代表的な中国緑茶『龍井茶』
https://www.chachanet.com/product/2
■日本でも中国緑茶を販売していた過去
これに目をつけた日本のペットボトル茶メーカーは20年ほど前にペットボトル烏龍茶に続け!と
『中国緑茶』と称してペットボトル緑茶を競って発売した所、全く販売が振るわず、遂には商品さえ見なくなりました。
烏龍茶と違って日本茶と同じ緑茶には日本人の関心は薄かったようです。
加えて繊細な味を持つ中国緑茶の魅力をペットボトルでは表せなかったこともあります。
■ペットボトルの烏龍茶???
我々日本人にとって烏龍茶は冷やして飲むのが普通の今やどこでも見かけるお茶になりました。
一方中国でも今やコンビニの棚にはサントリーのペットボトル烏龍茶が並んでいます。逆輸入というやつですね。
しかし数年前までお茶は熱い飲み物というのが常識の国。
(かつては日本もそうでしたが・・・)
当然お茶を冷やして飲む習慣はありません。
そんな環境に新登場したペットボトルのウーロン茶や緑茶は清涼飲料水扱い。
従って殆どのペットボトル茶はなんと『加糖』(砂糖入り)です!
『無糖』(砂糖なし)のものも売ってはいますが、『加糖』の方が売れるので数が少ないのです。
私も20年位前、真夏に北京を訪れ、暑さで喉が渇いた時ゴクゴク飲める無糖のお茶が無く、仕方無くミネラルウォーターを買って飲んでいたことを思い出します。
■烏龍茶の産地
烏龍茶の産地は、その殆どが次の3地区に限定されます。
福建省・広東省・台湾
中でもダントツの産地は・・・ご存知、福建省!
あれだけCMされればどなたでもご存知ですよね♪
広東省と台湾(中国ではないですが・・・)はほぼ同じ生産量ですが、福建省の5分の1弱程しかありません。
福建省の中では武夷山と安渓が2大産地です。
武夷山は烏龍茶の発祥地とも言われます。
岩山の連なる土地に茶畑があるため、『武夷岩茶』と呼ばれ華やかな香りを伴う高級茶の産地として知られます。
◆武夷岩茶のページ
https://www.chachanet.com/product-list/9
安渓は鉄観音の原産地として知られます。
鉄観音といえば錆びた鉄のような濃茶色を連想しがちですが原産地安渓の現在の鉄観音は緑茶のような鮮やかな緑色!
見た目も問われる茶農家は競って鮮やかな緑色の茶葉を作ります。
すっきりさわやかな味に加え、口の中に甘みが残る後味が特徴です。
◆安渓のページ
https://www.chachanet.com/product-list/10
■烏龍茶はどこでだれが飲む???
それでは緑茶中心の中国で烏龍茶を飲んでいる人たちはどんな人なのでしょうか?
烏龍茶は製茶工程が複雑で手間が掛かるお茶ですが、その手間隙かけた末に生まれるなんともいえない香りが魅力です。
(日本で飲まれる烏龍茶ではなかなか想像できないかもしれませんが?!)
烏龍茶の産地である広東や福建は海に面し、昔から中国の中では比較的裕福な地域です。
この地域の金銭的に余裕のある人たちが豊かな香りの烏龍茶を好みます。手間隙かける分、烏龍茶は金額も高いのです。
(特に高級烏龍茶には信じられない値段が付きます!)
また、世界中に散らばる大半の華僑の出身地は福建省・広東省です。
華僑には烏龍茶は大変好まれ、わざわざ福建省まで買いに来る人も多いそうです。
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中国茶豆知識! テーマ『中国人と烏龍茶』
いかがでしたか?
烏龍茶は日本人にとって身近なものになりましたが、
中国ではまだまだ一般の人には認識されていないお茶であることは間違いありません。
冷たいペットボトルの烏龍茶をゴクゴク飲むのもいいですが、たまには茶葉から淹れる香り豊かな烏龍茶をお試しになってみてください。
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日本では中国茶の代名詞といっても過言ではない烏龍茶ですが、みなさん、ほとんどの中国人は烏龍茶を飲まないって知ってましたか?
『そんなことないでしょ!?』
と思っている方多いんじゃないですか?
でも、そうなんです。事実なんです!中国人のほとんどは烏龍茶を飲みません。
烏龍茶の生産量は中国で採れるお茶の中のたった11%!!!
この数字がほとんど飲まれていないということの証明です。
■中国人は何を飲む?
では中国人は何を飲んでいるのか???実はなんと!我々日本人と同じ『緑茶』!
緑茶の生産量は中国で採れるお茶の中の75%!!!中国で著名な茶どころは殆ど緑茶の産地です。
『緑茶は日本のもの』
と思っていた方は考え直す必要ありです。
◆代表的な中国緑茶『龍井茶』
https://www.chachanet.com/product/2
■日本でも中国緑茶を販売していた過去
これに目をつけた日本のペットボトル茶メーカーは20年ほど前にペットボトル烏龍茶に続け!と
『中国緑茶』と称してペットボトル緑茶を競って発売した所、全く販売が振るわず、遂には商品さえ見なくなりました。
烏龍茶と違って日本茶と同じ緑茶には日本人の関心は薄かったようです。
加えて繊細な味を持つ中国緑茶の魅力をペットボトルでは表せなかったこともあります。
■ペットボトルの烏龍茶???
我々日本人にとって烏龍茶は冷やして飲むのが普通の今やどこでも見かけるお茶になりました。
一方中国でも今やコンビニの棚にはサントリーのペットボトル烏龍茶が並んでいます。逆輸入というやつですね。
しかし数年前までお茶は熱い飲み物というのが常識の国。
(かつては日本もそうでしたが・・・)
当然お茶を冷やして飲む習慣はありません。
そんな環境に新登場したペットボトルのウーロン茶や緑茶は清涼飲料水扱い。
従って殆どのペットボトル茶はなんと『加糖』(砂糖入り)です!
『無糖』(砂糖なし)のものも売ってはいますが、『加糖』の方が売れるので数が少ないのです。
私も20年位前、真夏に北京を訪れ、暑さで喉が渇いた時ゴクゴク飲める無糖のお茶が無く、仕方無くミネラルウォーターを買って飲んでいたことを思い出します。
■烏龍茶の産地
烏龍茶の産地は、その殆どが次の3地区に限定されます。
福建省・広東省・台湾
中でもダントツの産地は・・・ご存知、福建省!
あれだけCMされればどなたでもご存知ですよね♪
広東省と台湾(中国ではないですが・・・)はほぼ同じ生産量ですが、福建省の5分の1弱程しかありません。
福建省の中では武夷山と安渓が2大産地です。
武夷山は烏龍茶の発祥地とも言われます。
岩山の連なる土地に茶畑があるため、『武夷岩茶』と呼ばれ華やかな香りを伴う高級茶の産地として知られます。
◆武夷岩茶のページ
https://www.chachanet.com/product-list/9
安渓は鉄観音の原産地として知られます。
鉄観音といえば錆びた鉄のような濃茶色を連想しがちですが原産地安渓の現在の鉄観音は緑茶のような鮮やかな緑色!
見た目も問われる茶農家は競って鮮やかな緑色の茶葉を作ります。
すっきりさわやかな味に加え、口の中に甘みが残る後味が特徴です。
◆安渓のページ
https://www.chachanet.com/product-list/10
■烏龍茶はどこでだれが飲む???
それでは緑茶中心の中国で烏龍茶を飲んでいる人たちはどんな人なのでしょうか?
烏龍茶は製茶工程が複雑で手間が掛かるお茶ですが、その手間隙かけた末に生まれるなんともいえない香りが魅力です。
(日本で飲まれる烏龍茶ではなかなか想像できないかもしれませんが?!)
烏龍茶の産地である広東や福建は海に面し、昔から中国の中では比較的裕福な地域です。
この地域の金銭的に余裕のある人たちが豊かな香りの烏龍茶を好みます。手間隙かける分、烏龍茶は金額も高いのです。
(特に高級烏龍茶には信じられない値段が付きます!)
また、世界中に散らばる大半の華僑の出身地は福建省・広東省です。
華僑には烏龍茶は大変好まれ、わざわざ福建省まで買いに来る人も多いそうです。
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中国茶豆知識! テーマ『中国人と烏龍茶』
いかがでしたか?
烏龍茶は日本人にとって身近なものになりましたが、
中国ではまだまだ一般の人には認識されていないお茶であることは間違いありません。
冷たいペットボトルの烏龍茶をゴクゴク飲むのもいいですが、たまには茶葉から淹れる香り豊かな烏龍茶をお試しになってみてください。
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